オーディオシステム

現在使用しているオーディオ機器の詳細とセットアップ構成をご紹介します。

ポータブルオーディオ

現状のシステムは以下のとおりです。

システム1

  1. Pixel 10 Pro(スマートフォン)
  2. Aurender Flow(USB入力/2Vrms固定ラインアウト)
  3. AHA-120(Vishayボリューム)
  4. Final A8000(軍需品IEMケーブル)

Aurender FlowもAHA-120も2010年代の商品で10年以上の年季が入っています。Aurender Flowは単体でDAC/AMPのみを使っても良い音がでてしまうためあまり知られていないかと思いますが、Advanced Menuと呼ばれる特殊なメニューからボリュームを固定化してラインアウトを取り出す設定があります。それを使うとAurender FlowをポータブルのDAC機能単体を利用できます。もともとUSBでも利用でき、iPhone等でLightningのカメラコネクタからUSBを繋いで本機を外で使うことを想定していたようです。時代も移り変わり、iPhoneもAndroidもUSB Cで簡単にAurender Flowに接続できるようになり使いやすい機種になったと思います。当時は前衛的であったと思うのですが2020年代になって時代が追いついたような感覚もあります。

AHA-120はかつて存在したJust Audioと呼ばれるイギリスの会社が作ったA級アンプです。バッテリー持ちが良く低発熱でiQubeよりも高解像度と非常に性能が良いアンプとして知られています。そしてAHA-120の裏メニューとしてVishayのボリュームでも注文ができるのですが、このボリュームが使われたアンプの音質は極めて良くなります。市販のアンプの多くが緑色のアルプス電子、自作品などの少量でLinkmanなどの青いボリュームが使われており、Vishayと比較してしまうとボリュームでの音質のボトルネックが足枷となることがしばしばあります。AHA-120はVishayのボリュームでなくても非常に好評のアンプであり、Vishayを採用されたさらに限られたAHA-120の音質は10年以上前の機種と感じさせないほどです。ワイヤレス機材やDAPが発達した2020年代においては化石のような機材・システムではありますが性能だけであれば問題なく2025年でも通用する銘記だと思います。 FlowとAHA-120の間には軍需品の3.5mmのケーブルを普段は利用し、ときどきプラチナで作ったミニミニケーブルを利用しています。遊びで8N銅線やWestern Electronicsの電線なども利用して楽しむこともあります。

システム2

  1. Pixel 10 Pro(スマートフォン)
  2. Poly
  3. mojo2
  4. Final A8000(軍需品IEMケーブル)

こちらはとくに説明が必要なさそうですがChord ElectronicsのPolyとmojo2を組み合わせて音楽を聴くお手軽セットです。音質はシステム1の方が優位ですが、コンパクトで無線が使えて音色がよくそれなりに解像度が高い機種ということで普段使いとして便利なセットです。解像度をよく鳴らそうとしてそっけなくつまらないなり方をする機種も時にはありますがChordであればそのようなこととは無縁で安心してオーディオも音楽も楽しめます。

システム3(候補)

  1. Pixel 10 Pro(スマートフォン)
  2. xDuoo XD05 Pro
  3. xDuoo 05FS1
  4. AK PA10

しばらく先になると思いますがXD05 Pro+05FS1を購入してモダンなシステムを作りたいと思っています。その際にはICケーブルも作って遊びたいです。

ちなみにUSB DACはUSB電源の質がPCの場合にとくに低品質なことが多いので音質の低下の原因なることがしばしばあります。ポータブルですが外部で12Vの電源と冷却装置を持ち、電源を供給できる仕組みですからなかなか遊びのある機種だと思います。ポータブルの場合にバッテリー駆動でスマートフォンなのでUSBの電源問題がどの程度あるのかは気にかかりますが、Android系のDAPだと使用期間が短くなりがちでかつ遊びの選択肢を十分にもてないこともあるので、私はDAPよりもUSB DACの方が好きです。XD05 Proであれば私のように多段システムを組もうと思わなければDAPと変わらず手軽に使えるものだと思います。

ホームオーディオ

ホームオーディオはヘッドホンを中心に組んでいます。もともとPCオーディオをしていたのですが電源やカスタマイズが大変なので思い切ってRaspberry Piに変えて、モバイルバッテリーで駆動させています。その上でアイソレーターを使って分離をさせてRaspberry Piのノイズを防ぐようにしています。DACにはRaspberry PIのデータを供給し、電源はRaspberry Piではなく外部から電源を取っています。機材の電源は全てIsoTekのパワーコンディショナーを通して通電しています。そしてアンプにはWA33(真空管アンプ)を使いヘッドホンに出力しています。またWA33がプリアンプとして使えるので、パワーアンプとスピーカーを足してヘッドホンとスピーカーの双方に対応しています。スピーカーは手軽に足しただけではありますがパワーアンプを強化しつつより小型のブックシェルフでサクッと鳴らせるシステムにしたいと思っています。

所有機材

現在所有している機材

現在所有している機材です。

ブランド 機材名
Acoustic Energy Reference 1
AKG K702
Audio Technica ATH-WP900
Aurender Flow
Chord Electronics mojo2
Chord Electronics Poly
Denon AH-D9200
FiiO K7
Final A8000
Final B2
Final D8000
Focal Utopia NP
Just Audio AHA-120(Vishay)
MYTEK Digital Manhattan DAC II
PS Audio Stella S300
Sony WH-1000XM6
Topping PA5 II
Woo Audio WA33

過去に所有していた機材

過去に所有していた機材です。

ブランド 機材名
Apple iPod Classic
Audio Technica ATH-AD2000
Aune Audio B1
Beyerdynamic T1
Bose Noise Cancelling Headphones 700
Cypher Labs Algolythm Solo
FiiO Q5
FiiO X5
HeadRoom Portable Micro Amp
Hiby R6 Pro
ifi Audio nano iDSD(Mod)
JH Audio 13 Pro
JH Audio Angie
JH Audio Roxanne
Kumitate Lab Donya DD KAI
NuForce icon Desktop
NuForce icon Mobile(Mod)
Onkyo DP-X1
Sennheiser HD-25
Sennheiser IE8
Sound Potion Trapezium(α/β/γ)(Mod)
Triad Audio L3
Ultimate Ears Super.fi 3 Studio
Ultimate Ears Triple fi 10 Pro
Unique Melody TF10Pro 4Drivers Mod
Venture Craft GO-DAP DD SOCKET1(Mod)