B&O Play – Beoplay E8 レビュー (PR)

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B&O Playの完全ワイヤレスイヤホン Beoplay E8 を無償提供していただきました。提供によるものではありますがじっくりと使用を重ねられましたので、レビューを記載いたします。

B&O Playについて

B&O PlayはBang & Olufsen(バングアンドオルフセン)から派生したブランドです。バングアンドオルフセンは1925年に設立された100年近くの歴史を持つ高級メーカーであり、主にオーディオ機器、テレビ、電話機の製造・販売をしております。製品の開発におきましてはフリーのデザイナーたちが参加しており、各製品の外観も特色にあふれていて好評の一因となっております。

B&O Playにおきましても、バングアンドオルフセンの長年の音作りやデザインへのこだわりを継承しております。加えてスマートホン・タブレットPCなどの端末と親和性を高めたり、シンプルな作りを重視したりなど、現代のライフスタイルと調和をさせたブランド展開をしております。今回は、B&O Playから「Beoplay E8」のレビューを掲載いたします。

デザイン・機能

製品のデザインはヤコブ・ワグナー氏が手掛けています。北欧出身のデザイナーであり、過去にもB&O Play製品のデザインの多くを手掛けており、イヤホンにおいてはH5、H3MK3、E4、E3と多くのデザインを担当しています。ヘッドホンも同様にB&O Play製品のデザインを多く担当しており、ブランドの中核を担っている1人であると言えるでしょう。

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Beoplay E8もブランドイメージに沿ってシンプルなデザインとなっております。サークル状のエンブレムとステムに向けて流れるような曲線が印象的です。カラーはつや消しのブラックが中心でアクセントにシルバー。シンプルに落ち着いたデザインで服装や場面を選ばず使いやすそうです。

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イヤホン本体の充電をするケースです。外装は本革で薄くB&Oのエンブレムの刻印もあります。革の末端の処理に粗はなく安っぽい印象はありません。ケースの背面にMicro USB端子があり、ケースのバッテリーやイヤホンの本体を充電できます。

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イヤホンケースはマグネットで開閉ができます。イヤホンの充電時もケースとイヤホン本体がマグネットで引き寄せられている状態で、ケースの開閉時にイヤホン本体が飛ぶこともなく快適な使用を実現しています。イヤホンの連続使用時間は4時間であり2時間で充電が完了します。加えて、イヤホンケースで2回分(8時間分)の充電が可能です。

イヤホン本体の充電が切れてもイヤホンケースに入れることで充電できますので、通勤通学やプライベートでの使用など問題なく対応できるかと思います。充電状態やアプリやイヤホンケースのインジケータ(ランプ)により確認できます。ケースの充電を習慣づければ充電がなく使用できないということも起こらないと思います。

重量も軽く、イヤホンとケースを併せても61gほどであり、Bluetooth対応のプレイヤーやスマートフォンがあれば使用できますので持ち運びに苦はなく多様な場面での活躍を期待できます。

Beoplay E8 の付属品・構成

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(1)イヤホン本体、(2)充電ケース、(3)充電ケーブル、(4)イヤーピース(シリコン3サイズ、Comply™ Sport Mサイズ)、(5)ユーザーマニュアルの5点が付属します。加えまして、iOS端末やAndroid端末で動作するアプリ「Beoplay」で構成されています。アプリは無料で利用でき、使用できる機能も増えますのでぜひインストールしてみてください。充電の確認やイコライジング機能、Transparency、音楽の再生・停止などの制御機能などを使用できます。

iOS版:https://itunes.apple.com/jp/app/beoplay/id1072353091?mt=8
Android版:https://play.google.com/store/apps/details?id=dk.beoplay.app&hl=ja

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上の画像はイコライザーの画面です。よくある周波数帯域ごとにプラス・マイナスの調整をするものとは違います。画面中央の白い丸を指でスライドさせることで、音の雰囲気を調整できます。EXCITED、BRIGHT、WARM、RELAXEDの4種類のエリアがあります。大まかに右側は高音域がハデ目、左側は刺激の少ない音、下はスッキリ、上はコッテリとした印象です。

周波数特性を大きく変えられないので劇的に音を変えるようなバランス調整はできません。ワードの持つイメージに沿って手軽に音の調整ができるので抽象的な反面、手軽な印象もあります。白い丸の位置を記録させて、プリセットを作ることもできます。使用状況に併せた微調整をするイメージでイコライジング機能を活用すると安定してE8の音を楽しめるのではないかと思います。

Transparency機能はイヤホンをつけたまま外部の音を聴くための機能であり、アプリでどの程度周囲の音を耳へと取り込むかが設定できます。電車のアナウンスを聴くなど周囲の音声も聞きたい場合には役立つ機能で集中して音楽を聞いたり、周囲に気をつけたりなど柔軟なリスニングが可能です。遮音性の度合いを状況にあわせて調整できるというのも他の機種にはなかなか無い機能で場面に併せて柔軟に運用できる点にメリットを感じています。

音質レビュー

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(視聴環境)
前置きに視聴環境としまして、イヤーピースに茶楽音人のSpinfitを使用しました。ステムの直径やΦ4mm程度で問題なく使用できています。純正のシリコン製のイヤーピースで使用した際に左側の装着感があわず、中低音がすかすかと抜けてしまい左右で大きく音のバランスが変わってしまったため、代わりのシリコン製イヤーピースとしてSpinfitを使用しました。耳道のカーブがきついことが恐らく原因となっていると思われ、耳の形とイヤホンの相性により聞こえ方も変わるかと思います。万全に聞こえる状態でレビューをするためSpinfitとComply™をベースにレビューを書きます。環境はDP-X1→(bluetooth)→Beoplay E8です。

(高音域)
高音域はBA型に引けを取らない繊細さで不快感がないバランスの取れた音です。やや奥のほうで鳴り響き、エッジ感もほどほどにあるので音が丸いということもなくちょうど良いあんばいです。ハイハットなどの高音は、太い音はならないものの繊細な余韻で聴き疲れはしにくい音だと思われます。音の曇りや団子っぽさもなく、ハデな音でないと気が済まないわけでなければ十分に良い音で、ダイナミック型の良さも十分に出ています。

(中音域)
中音域はやや付帯音が多めで音の余韻が奥のほうでしっかり響くような音作りとなっています。奥まったところにソフトな響きがあり聞き疲れしにくくなっていると思われますが、聞く楽曲により付帯音が強調され不自然なバランス・響き方で聞こえることはあります。音はしっかりと分離しているので音が埋もれることはありませんが、その分、音数が増えるとそれぞれの音の距離感の違いも感じられるようになり、バランスが悪く聞こえることも多くなるでしょう。ピアノ、シンセサイザー、撥弦楽器は空間を感じられる響きがあり、各楽器の距離感の違いが悪目立ちしない場合にはメリットになります。女性ボーカルはハイのほうが奥まって聞こえて付帯音が目立ちバランス悪く聞こえることはあります。男性ボーカルについては女性ボーカルよりも音のバランスや距離感が整っていて安心して聞きやすい傾向です。相性が合えばムーディーに、しっとりと、落ち着いて楽曲に浸る使い方が連想されました。

(低音域)
量感は過不足なくバランスは良いです。ダイナミック型のふくよかさを含む低音で程よく弾力と締りがあります。深さも十分にありスカスカした印象もなくクリアに響きます。空気感やアタック感までは感じないものの聞き疲れしにくい音作りは一貫していて中音域とのつながりも自然で十分によいと思います。

(その他)
音は広く奥行もありますが、曲によりメリットになりデメリットにもなります。中音域内で音の奥行や付帯音が響き方にギャップがある印象でシビアに感じています。全体の音のつながりは悪くなくフルレンジならではのバランスの良さは感じられます。全体に音は濁らずクリアで音の粒も小さいので細かい音のニュアンスを表現できます。プレイヤーと無線で接続してシステムは完結し、完全ワイヤレスですが十分な性能で音楽を聴くこともできます。音やワイヤレスの利便性を考慮して3万円ほどであれば、あとは装着感や楽曲との相性次第で満足に使用できるのではないかと思います。

音質以外のレビュー

(電車内・混雑した場所での使用)・・・良
電車内・祭で混雑したでスマートフォン(zenfone3 ZE552KL)と接続して利用。音声は途切れることなく安定して音声を聞くことができました。Transparency機能で周囲の音やアナウンスも問題なく聞くことができます。イヤホン本体(左側)を1回タッチするとTransparencyのON/OFFの切替も手早くでき便利です。

(ランニングでの使用)・・・普通
DP-X1と接続して、E8本体にはComply™ Sportをつけて使いました。装着感は良く走ってもしっかりイヤホン本体がホールドされて問題なく使うことができました。スマートフォンやDAP本体との相性もあるかもしれませんが、大たい部・腹部のポケットに入れて使用したところ接続が安定せず音声が途切れ途切れになることがありました。走りながらでも音質面は上のレビューと変わらず問題はありません。後頭部のフードにDAPを忍び込ませてみたところある程度接続状態は安定しましたが、使用する端末によっては何かしらの工夫は必要かもしれません。また、防水もありませんのでランニングメインであれば他の機種も一考をするのもよいかもしれません。

(仕事・勉強等での使用)・・・良
DP-X1と接続して使用。ランニング時とは異なり接続状態は安定していて音も途切れることなく聞こえます。ノイズキャンセリングはないので多少周囲の音は聞こえますが遮音性も十分にあります。Transparencyであえて遮音しない使い方も柔軟にできる点と、音が耳につかない点ではBGMに音楽やラジオを聴きながらライトに使うといったこともできますので便利であると思います。

(その他)
・左右での重さの違い
右は7g、左は6gと左右で重さは違いますが誤差の範囲で特に気になりませんでした。

・バッテリー容量の違い
同様に誤差の範囲であり、バッテリーケースもあるので気になることはありませんでした。

・ブランドイメージ
聞きやすい音・デザイン・シンプルな使い心地については問題なく、完全ワイヤレスでより扱いやすくなっているものと思います。今までの製品から感じられるイメージともかけ離れた点はないと思われます。イヤホン本体をタッチして操作する方法もありますが必要で使う機能については難なく覚えることはできました。一度マニュアルをみて便利そうに思う機能があれば使ってみてもよいと思います。

・通話での使用
自身も相手方も音声にエコーがかかったかのように聞こえるようですがクリアで聞き取りやすかったです。完全にハンズフリーで楽に使えましたが周囲の音声もよく拾っていて服がすれる音や足音もしっかり聞こえていました。雑踏の中での使用は避けたほうが良いかもしれません。

まとめ

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完全ワイヤレスで音質は期待できるのだろうかと思っていましたが杞憂に終わり、音質そのものは十分に満足いくものでありました。通常の有線のイヤホンにはないケーブルを意識しない自由な使い方はストレスフリーで、多様な場面で音楽を聴く機会が増えたことで勉強や仕事にも良い影響がでていると実感しています。場面を選ばず手軽に使える懐の深さから改めてポータブルオーディオの醍醐味を実感しました。


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