新機材の導入 – Woo Audio WA33 / IsoTek NOVA

新機材の導入 – Woo Audio WA33 / IsoTek NOVA

NOVA
交通事故によるケガや昨今の情勢によりWFH漬けの状態のため、据え置きオーディオを一気に強化しました。まとめて簡単にレビューを書きます。

IsoTek EVO3 NOVA

トップの画像がIsoTek EVO3 NOVAです。標準価格は100万円+税です。電源ケーブルには同社のEVO3 OPTIMUM(1.5m)を使用しています。フィルターのイメージはメーカーページをご覧いただくと詳細を確認できます。

電源の構造に起因してか発熱・コイル鳴きなどなく扱いやすいです。電源コネクタが20A用で選択肢が少なく自身で作るにもコネクタの調達が手間ですが、オプションケーブルさえ用意してしまえばあまり配線周りで悩むこともないので楽なような気もしています。

IsoTekの他の機種の音を聞いたことがないのですが、1週間聞いた感触としては音の癖は少なそうで、再生環境の音質を底上げしてくれるかのような音の変化があります。音色が変わるようなわかりやすい変化ではないですが、小音量でも繊細な音がつぶれずに繊細なまま鳴ります。ヘッドホンでも低音のなり方に細やかな質感を感じられるようになります。硬さやスピード感とかリズム的な要素ではなく低音そのものの細やかなニュアンスが明らかになるような状態です。

アイソレーション電源やノイズ対策グッズであるような音痩せも気になりませんでした。細やかなニュアンスが明らかになりつつもスカスカしません。電源以外で音のバランスがしっかりと取れているようなオーディオシステムであれば問題なくあわせられそうな懐の深さを感じました。

Woo Audio WA33 Standard Edition

WA33
Woo Audioのそこそこ新しいアンプWA33です。ヘッドホン用のアンプでA級動作のバランス出力付きの真空管ヘッドホンアンプです。プリアンプもついておりパワーアンプへの出力もできる便利そうなアンプです。価格は$7999で今回は88.5万円ほどで調達しました。アンプは日本時間の4/13午前7時にオーダー、15日発送、17日18時に到着しました。

Elite Editionという上位のエディションもありましたが部品の交換等で$15000で注文できます。差額が大きい一方で部品交換のメリットをあまり理解できるようなものでなかったので一旦Standardで手打ちにしました。Elite版ではジェンセンのコンデンサや高位のコネクタ・配線・ボリューム等に交換して音質の向上を図っているようで、価格だけでなく音質も上がっているだろうとは思います。

TUBE
フルサイズの筐体2つ分で重量は24㎏ほど。高さも30㎝と重量もサイズもなかなかのもので棚へのセッティングも苦労しました。棚にセットしたのに配線をし真空管をアンプへ差し込みました。下段の筐体中央が電源ボタンで20秒ほど待機すると電源が完全にONとなります。

音はほんのり柔らかさが温かみはあるものの誇張した感じもなくNOVAと同じく音に強い癖はありません。むりやり真空管っぽい音を出しているわけでもなく普通に真空管の音がでます。ベイヤーのT1もボリュームを7時の位置から8時いかないぐらいに回すだけでしっかり再生できます。9時の位置で大音量といわずとも大きめの音量をとれ、低音もしっかりなるぐらいのパワーがあります。

WA33を導入する前はIntercityのMBA-1を愛用していましたが情報量はWA33のほうが優れています。さすがに無限に音が広がるわけではないですが、行き止まりや曇りのようなもやもや感がなくひたすらなめらかな音を詰め込んだかのように音楽が再生されます。弦楽器やピアノのなり方はなめらかでよいのですが、ボーカルが少し録音っぽい・オーディオっぽい感じがあります。高音は抜けはよく繊細でアンプが原因でサ行やタ行で突き刺さるということはありません。

そのほか発熱がすごいです。2時間ほど再生するとボリュームや電源ボタンも発熱で熱くなります。筐体全体が熱を持ち、夏に長時間再生するとどうなるのか少し気がかりです。そのあたりもWoo Audioの方とコンタクトをとったり実際に使用を続けたりして確認をしてみたいところです。+無音時や筐体に衝撃を与えたときに若干ノイズが乗ります。真空管なのでその程度はご愛嬌でしょうか。

雑記

環境を強化して再生環境の性能をアップさせつつ好みに近づけられた点で満足しています。ただ、1点明確な不満としてはボーカルが再生されている感があって少し気になってしまうことです。コンセントにTSS2を使っていていますが、これよりも安価なOyaide R1に交換してうまいことボーカルを改善できないかと考えています。奇をてらわずに銅系の素材も良いですが、プラチナ系の生々しさをコンセントで安く楽しめるというのも他にあまり見られないことなのでひっそりと期待をしているところです。なお、壁のコンセントの交換には電工二種の有資格者による作業が必要となります。

機材を使いこむことで焼きこみや機材への理解が進むと思いますので詳細なreviewはまた後日に書きたいなと思います。

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