【Android】ポータブルオーディオでのUSB DACの可能性【Galaxy S3/XP-1】

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androidAndroidでのポータブルオーディオ運用について
簡単なまとめになります。

前置きなど

ここ最近のポータブルオーディオについて、iPodなどiOS機器専用のDACの登場や
AK100・X3・C4など様々なDAPでデジタル出力が可能な製品が増え外部DACを使用する
機会が増えてくるようになりました。その流れの中でAndroid端末はGalaxy S3など一部USBDACが
使用可能な機種の登場、Android4.1からのUSB機器対応などの流れがあり
USBを通してのデジタル出力が少しずつできるようになってきています。
AndroidでUSBオーディオの代表格の一つであろうGalaxy S3αで
どの程度ポータル部オーディオ機器として活用が可能かを検証することにしました。

実際に試した環境と状況

環境について、まずはDAPは上記であげたGalaxy S3α(Android4.1.1)。
USBOTGなど対応しておりUSBDACを始めとしてキーボードやマウスなどUSB機器の運用が可能な
機能がついております。次にDACはxDuooのXP-1。こちらはAndroid4.0以上を搭載した機器の一部で
動作するUSBDACを積んだ機器です。
これらを利用して Galaxy S3α→XP-1→The L3の構成で接続。

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ひとまず最初は問題なく接続されました。問題点などはまとめて後述で述べます。
XP-1はOPA627を積んだアンプ・DACでラインアウトからもOPA627の音色を感じられる仕様で
L3の低音の濃さと合う印象です。性能としてはXD-01と同等ぐらいの解像度で歪は
HP-P1などと比べれば少ないです。この時点で性能としてはiOSで外部DACを使うよりも
性能が高いものを選べますしその点では優位でありますがしばらく使い込むうちに
XP-1を読み込まなくなるエラーが発生しました。WindowsでもUSB認証はされずエラーの表示。
デバイスドライバの一覧にも生じされない始末でありました。ちなみにXD-01についても同じような
経験があり(その当時は同軸で使用していましたが)あまり安定しない可能性があります。
USBDAC搭載機はだいたい標準ドライバのものなら動くのではないかというのもありますが
機器によって動くDAC・動かないDACなども出てきたりするとの報告もあり現段階では
Androidでのオーディオ環境構築はシビアな印象があります。
その他XD-01はG3αではDACを読み込むものの正常な再生は出来ず。
D12は安定して動作したものの同軸INなどを備えているため特别優位性を感じられないなどの問題を実感。
icon mobileはG3αでは動作するもののG3αの直挿しに音質で劣るという結果が出ました。
その他PicoDACは認証するものの1秒ずつ安定して再生されず音出しの確認まではできませんでした。
Androidが優位である条件としてはUSBDACを使えることですがそれでパフォーマンスを発揮できなければ
USBに拘る必要がありませんからそういった意味では3段での運用について言えば現時点で
あまり有効活用できそうなものがないのではないかと私は考えております。
また、ANDROID側のジャックはmicroUSBで耐久性に不安があるなどの問題も。
その他、携帯の回線やWifi、Bluetoothなどがノイズの原因になったりなどする可能性もあり
スマホとしての活用をしている方について言えば不利な点として上げられます。
(ちなみにGalaxy S3α及びauのProgreはSIMカードなしで運用が可能である。)
ただ、容量の面でGalaxy S3αを挙げれば内臓で20GB超でSDカードにて最大64GBまでの増設が可能。
足りない場合でも手間はかかりますがSDを持ち歩けばある程度対応が出来るため
容量は割りと優秀だと思います。ただし、USBDACを安定して動作させることが出来るかと言われたら
100%でYesといえる状態でもなくまだまだオーディオ向けとしての活用は難しい、工夫が必要であると
私は考えております。

その他

その他、DAC接続後もAndroid側で音量調節を行いラインアウトの音量を調整することが可能です。
ただし、Android側の音量を小さく設定してアンプの方で信号を増幅させると歪んだ音となります。
WindowsなどでのUSBデバイスの音量調整とは性質が違う印象があるため
可能であればスマホ側では音量を最大・もしくは最大に近い音量に設定することが無難かと思われます。
なお、DACを認証しないまま音量を最大にして再生すれば携帯のスピーカーから
大音量で音楽が垂れ流しとなります。公共の場で使うとなるとその点を注意しなければ
多少恥ずかしい思いをするかもしれませんし迷惑をかけてしまう可能性がございます。
扱いには注意が必要かと思われます。
ケーブルについては通常のものとは違いOTGと呼ばれるものが必要。
自作の際はmicroUSB端子の4・5番ピンをショートさせた上でケーブルを作れば問題ありません。
これについては後日自作方法を簡単にご紹介させて頂きます。

まとめ

結論としては現段階ではオーディオ用として扱うには多少難しい、シビアな一面を持っていると考えます。
勿論、全く使えないとも思いませんが工夫も必要ですし情報もあまりないので自分で切り開いていくぐらいの
覚悟も必要かと思います。
サイズなどを気にしないのであればiPad+カメラコネクションキットが動作が安定しており
音楽関係では安定した立ち位置にありますのでそちらのほうが安全牌かと思います。

(※追記 Pico UPSampling USB DACのような優れたDACの動作は確認できていますが
中には相性が悪く動作がしないUSBDACがある可能性がありますのでいずれにせよご注意を)

もちろん、ポータブル機器で優れたUSBDACの登場やAndroidのバージョンアップによる改善、
ハード側の性能向上など様々な面での改善の可能性もあるかもしれません。
オーディオのためだけに改善するかと言われたらそれは難しいところであるかもしれませんが
長期的に見ればまた面白い流れになりえるかもしれませんので
興味のある方のなかでチャレンジ精神のあるかたはぜひ、そうでない方はあまり手を出さずに
傍観がおすすめであると私の中で結論を出させて頂きます。
もし、ご意見などありましたら記事に反映させて参りますのでお待ちしております。

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