Scriptoneについて
『Scriptone』は、筆者の趣味であるプログラミング・文房具・オーディオ・コーヒー・香水・美容や購入したものを自由にまとめつつ情報を共有するサイトです。 加えて、プログラミングにより作った成果物を配ったり、ナレッジシェアをしたり、Webアプリとして公開したりなどもひとまとめに行います。
『Scriptone』という名称には、Script
やtone
、あるいはone
などの単語が含まれています。Script
には手書きの文字やプログラムを書くことなどの意味が、Tone
にはオーディオの音調や文房具のインクの色調などのイメージが込められています。One
については、インターネットやAIの登場により多様な情報があふれ集合知に触れる機会が増える中でも個を忘れず、Only oneとして創造する楽しみを大切にしたい、そして多様な趣味をひとつに集約して掲載したいという思いを込めています。
Profile
Kという名前でTwitterなどに16年ほど気づいたら居座っています(2025年時点)。 普段は趣味でプログラミングをしており、メインの言語はPythonです。 このブログはTypeScript(やAstro、Front matter CMS)などで作っています。前身のサイトは2年前にMicroCMSとSvelteKitでつくりましたが2025-05-17にAstroに切り替えました。
AI時代とScriptone
生成AIにより文章やプログラムを書くこともできるようになりました。2022年11月にGPT-3.5が登場して以来、生成AIは私たちの生活や日常に深く溶け込み、文章生成、翻訳、調査の自動化、開発効率化など、その恩恵は計り知れません。2024年末から2025年にかけてはMCP規格の登場やLangChain/LangGraphの発達により、AIエージェントが登場するなど、AIはさらに進化し、人間の単純な知的労働や一部の判断を代替する動きも出てきています。それでもなお、人間が文字やプログラム、絵など手を動かし書く(描く)ことの重要性は変わりません。書く行為は言葉を使って思考し、その内容を伝えたり表現したりする人間らしい行為であり、書き手も読み手も心を豊かにします。生成AIがどれだけ発達しても、人間が豊かに生きていくための機能として書くこと(あるいは思考をすること)は不可欠です。
もちろん、規模を問わず組織の経営判断や専門性が高く明文化しづらい知識などAIによる代替が難しい領域も存在します。しかし、単純な知的活動や芸術においては生成AIでも実現可能な状態となりつつあり、人間同士のつながり、繊細な感覚や一貫した意図性、そして人間が築き上げてきた文化などAIが入り込みにくい領域で人間らしさを発揮していくことがより求められる環境になると考えています。機械化やAI化により人間に対して要求される能力値は一層高まるように感じますが、同時に確実にできることが増えている環境でもあります。自らの趣味を書き、自信の周囲の方々の創造性を高め楽しみながら、このAI時代を生き抜いて行きたいです。一個人の小さなサイトによる発信ですが、知識や体験したことなどのシェアをしながら、自分らしく生きる手助けをScriptoneを通じてできましたら幸いです。AIにより価値があるものとないものの格差が大きく広がる可能性も感じており、できることを楽しみつつAI時代を生き抜き、その上でAIがもたらす格差を和らげるような活動をしていきたいと考えております。