Windows11からUbuntu24.04への移行をした話

夏休み5日目を過ごしている。今日は早朝まで作業をしていたために夏休みに入ってからナルコレプシーによる非常に強烈な眠気が発動して睡眠が多めの1日となった。夏休み中はどこかに出かけることもなくプログラミングや勉強をひたすら没頭していたが、今日も変わらず没頭していたためにこのような状態となった。

昨日も書いた通りにUI構築のためのプログラミングに関心が続いており、web以外にもスマートフォン向けアプリを作ることにも強く惹かれている。私はスマートフォンはAndroidを使っているがiOSやMacよりも自由にコストもかからずに作れる点からまずはAndroid向けにアプリを作りリリースしてみたいと考えている。その一方でまだまだ効率的で機能的なアプリを作るための手法も、機能美を持つアプリを作るアイデアもまだまだ不十分で日々学習を続けている(ちなみにアプリの開発にはFlutterを使っているのでAndroidから始めてiOSにも手を広げられるようにとも思っている)。

そうした中で手持ちのマシンについて再検討をしていた。一昨日まではmacbook air m2をメインにしていたが、Windowsの自作PCがありながらも使うことがなく持て余している状況にあった。MacからWindows PCにリモートアクセスしてもFlutterの開発には使いづらいし、Windows同士のリモートアクセスのように快適に使うこともできない。要はあまり相性が良いように感じずせっかく自作PCを作ったのにも関わらず十分に活躍している状況にはなかった。

元々はWindowsユーザーでPythonを使うぐらいなら全く問題がなかったが、Web開発やスマートフォン向けアプリの開発、自然言語処理などUnix/Linux系統と相性の良い処理を行うようにシフトしてきた。それに伴いExcelなどスプレッドシートを使ったりOffice系アプリを使う必要がなくなりWindows自体が私用ではあまりしっくりこないようになってきた。そうした中で満足に自作PCのスペックやリソースを活用できないぐらいならWindowsとおさらばしても良いだろうと思い立ち、急にUbuntuを自作マシンに入れたくなったのが今回の経緯である。

macからUbuntu24.04LTSをダウンロードしてインストール用のイメージをUSBに焼き込み導入やら、Ubuntu OSの設定やらしていて気づいたら朝になった流れである。仮想マシンでLinuxを使ったことはあるがその時はあまり良い印象を持っていなかった。あまりプログラミングやCLIに馴染んでいなかったこともあり、GUIを使ってももっさりとした印象で自身の用途に全くあっていなかったのである。

とはいえ現在はmacを使って開発をしており馴染んでおり以前とは全く状況が異なる。Windowsのデータを全て消し去ったので期待半分・不安半分といった状況であったが結論から言うと杞憂に終わった。GUIは非常に扱いやすく軽快でAndroid StudioとFlutterのセットアップがWIndowsよりも圧倒的に簡単に、macよりもiOSに対するセットアップがない分さらに簡単にセットアップを終えた。動作も非常に軽快で、Visual Studio CodeやAndroid Studio、Jetbrains系の各種IDEも使えるので違和感なく移行ができる。

もちろんOffice系アプリが必要となるとWindows OSやOffice365などクラウドの対応のどちらかが必要となるが、少なくとも開発の用途で絞ると余計なものが入っておらずサクサク動き、必要な開発がきちんとできる。WindowsやMacと異なりアプリが充実しているわけではないが、軽量な環境や開発者向けのツールがたくさん揃っていて思ったよりも違和感がなく、むしろ優れた開発者体験がもたらされた点で期待を予期しない形で上回った。

OpenSSHを使えば、MacのVisual Studio CodeからUbuntuにアクセスしてファイルを編集し、優れたマシンスペックを活用してプログラムを実行できる。その一方で普段と変わりなくコーディングはできとても便利。その他にもMicrosoft Remote Desktopを使えばUbuntuをGUIを介して操作することもでき、非常に柔軟にマシンに接続でき処理性能を活かすことができる。Windowsを使っていた時ではあまり考えられなかったことでありこれだけでも活用の幅が増すように思う。

こうした使い分けができることによりMacも自作PCも長く活用することができ開発者としてのスキルも高めることができる。もちろん2台分のマシンのコストがかかるが、UbuntuはOSも無料で軽快に動くので長く使うことができる。MacもWindows機よりも長く扱えることが多いらしい。自作PCはAMDのzen6が出るまでは活用を続け、Macも生成AIの進化によりブレイクスルーを果たすまで頑張って使い続けたい。

と言うわけで無事にWindowsから脱却に成功しそうです。