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投資の基準が少し増えた

自立の達成のために資産形成のモデルをうまく回すためには投資を通じて蓄えた資産を増やすことが重要です。ただ、投資対象も色々あり投資先の事業も色々あるので悩ましさはあります。良さそうに見える事業もあるのですがその中で自分にとって良い投資先というのはどうやって選ぶべきかは哲学や自分なりの理解というものが必要だと思います。投資の神様のバフェット氏はコカ・コーラなど変わらない商品がいつの時代も売れ続けるような、永続的な価値の創出に重きを置き超長期・もしくは一生涯株を持ち利益を得つづけるような手法を用いた割安バリュー投資を重視しています。世界の大富豪はGAFAMのようなメガテック企業の経営者が名前を連ねる中で、バフェット氏は事業家ではなく投資家として唯一世界を代表する大富豪として存在しています。その立場にありながらも慈善のための寄付や質素な生活を継続するなど投資家としても生計を立てる市民としても尊敬ができるところが多くあると思います。

一方で私はバフェット氏のような財力もおそらくは忍耐力もないので暴落のタイミングで永遠の価値を創出する傑出した株に絶好なタイミングにのみバットを全力で振るような極端な投資は難しい気がしています。言っていることは非常にシンプルでわかりやすいのですが実際にやろうとしてもそのタイミングやチャンスを理解する難しさもあり、わかるけれども共感しづらい面もあると思っています。一方で昨日の日記で紹介した「日本一の大投資家から教わった人生でもっとも大切なこと」の重要な登場人物である竹田和平氏の教えの方が身近な感じがしています。竹田氏はタマゴボーロの製造会社の社長をしつつも個人投資家として大企業150社の大株主でもあり和製バフェットとも言われることがありました。竹田氏は利他的であり、常に人々の幸せを祈り感謝の気持ちを大切にするような方で、投資においても世の中の役に立つことや会社の存在意義など社会の人々に対する影響を重視されるような方であったようです。

バフェット氏は市場全体で株が大暴落した時に変わらぬ価値を提供する企業に対して全力で投資するようなスタイルで大きな利益を得られそうな感覚があるのですが、私にとっては竹田氏の考え方の方がタイミングを狙うこともなく人々の幸せを願いつつ得があるかを基準にさえすればいつでも投資ができるような印象を持ったのでより身近に感じました。現在は現金比率を増やして投資の機会を狙ってはいるのですが、平時でもやはり生活がよくなるような活動に対しては投資ができる方が望ましいと感じる面もあります。

2023年に生成AIが登場して企業の活動は効率的になってきていますが、生成AIによる人員削減や日本の1年分の電力量を生成AIだけで消費したり、イギリスの1年分の取水量の水を消費する見込みがあったりなど負の側面も確実にあります。少なくともこのままAIの需要が伸び、人々の生活に必要な電気や水を消費してそのしわ寄せを現地で生活する人の水道光熱費に転嫁するようなことには持続可能性がないと思います。そう言った意味では私の投資の軸としては生成AIの明るい未来に振っていくというよりも困っている人が助かるような投資の方が性に合うような感覚があります。

生成AIについて言えば、AIが推論を行う半導体としてGPUの消費電力を直接減らす、データセンターの冷却効率を高め騒音や消費電力の問題を解消する、そうした投資をサポートする金融の土台を作る、電気の供給効率を高める、小規模言語モデルのようにAIの用途を特化させて消費を減らしながら性能を維持するなどより持続可能性の高い方法に対する投資の価値があると思います。そうしたストーリーラインに沿って投資するように心がけることでIR情報を上手に読み取り、興味を持って自分が望む世界を目指しながら利益を得ていくような投資ができるように思っています。生成AIの利便性はわかるのですが、あまりにも便利すぎてその裏側で失っているものになかなか目が向いていないような感触があります。

なので、SDGsやESGを重視し困っている方々の助けとなるような投資ができるようになりたいと思っています。その観点からグローバルX Morningstar 高配当 ESG-日本株式 ETF(2849)グローバルX クリーンテック-日本株式 ETF(2637)を1口でも購入してみようかと思っています。加えて三菱HCキャピタルは株主還元にも積極的で事業を通じてESGに関与できる企業だと思うので、100〜200株程度購入して長期で保有してみたいと思っています。ただ、その前にまずはどのようなETFか、企業であるかを漏れなく読み込んでさらに自分の脳内で納得ができる形に落とし込みつつ、竹田氏が考えるような徳の循環があるかの視点でも自分なりに考察してみたいです。

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