Vikunjaをセルフホストした
2026年4月13日
💡 Summary
OSSのタスク管理ツール『Vikunja』をDockerでセルフホストした環境構築について紹介します。APIを活用し、FastMCPを用いたPython製の自作MCPを導入することで、AIエージェントによる効率的なタスク操作を実現しました。頭の中をクリアに保ち、AIと共に複雑な課題を分解して進めるためのパーソナルな道具箱の強化を目的としています。
相変わらずホームラボの強化を進めているのですが、Memosが便利で、AIや自動化による投稿を含めてすでに22個のメモを投稿しています。一人+メカニズムでぼっちツイ廃生活をエンジョイしています。この調子で誕生日もとくに何もなくぼっち生活へさらに猛進1しそうな気がしつつホームラボ強化も悪くないなと思っています。ぼっちメモが捗って自動化フローも少しずつ動き始めていますが、OSS探しをしていたらVikunjaというタスク管理ツールを見つけました。

Vikunjaとは何か?
Vikunjaは、リャマやアルパカに似た南米の動物をモチーフにした柔軟なOSSタスク管理ツールです。Todoistのような使い勝手でありながら、APIの開放性が高く、セルフホストによってプライバシーを守りつつ自由な自動化・AI連携を可能にします。
ロゴがアルパカっぽいのですが、ビクンジャ(Vikunja)は「リャマやアルパカの仲間である南米アンデスに生息するラクダ科の動物」だそうで、可愛らしいシルエットからしてももはやアルパカです。TodoistのようにAI連携はないのですがAPIが使えて、MCPやn8nを介してAIを投入することはできるので、シンプルに使えるタスク管理ツールとして十分に魅力を感じました。巷のクラウド型ツールは、無料版に意図的な制限を課して有料版へ誘導するモデルが主流ですが、その「不便さを売る」ようなやり方にどこか釈然としない思いもありました。その中で可愛らしいアルパカをセルフホスト2して、巷のツールのような姑息さもないので早速導入することにしました。
VikunjaをDockerでセルフホストする
Vikunjaの導入はDockerを用いるのがもっとも簡単であり、公式サイトのツールで生成したdocker-compose.ymlを使用することで、迅速に安定したタスク管理環境をインターネット上に構築することが可能です。
VikunjaはDockerでの導入が楽で、公式サイトのツールでdocker-compose.ymlを生成して流用するだけで、Ubuntu Serverが動くRaspberry Pi上でも容易に立ち上がりました。APIキーなどを使うことでMCPや自動化処理も簡単に回せます。GitHubで2つほどMCPがありましたが動作状況があまり良くなかったのでPythonのFastMCPとvjaライブラリを活用してMCPを自作しました。npxで利用できるMCPで苦戦するよりも早くPython製のMCPができたので詰まったら自作もいいなとひっそり思ったところでもあります。
MCPによるAI連携と自動化
APIを介したAI連携により、日々のタスク管理を人間の思考の外に追い出し、AIエージェントと共に複雑な物事を分解・遂行できる環境を整えました。道具を使いこなすことで、思考の老化を防ぎつつ生産性を最大化することを目指しています。
Todo管理ができると日頃のタスクを頭の外に追い出したり、定期的なタスクは無意識にこなせるようになったりなど頭をスッキリさせつつ、大きな物事にも分解して取り組めるメリットがあります。こういうステップを踏んで大きなものごとを進めることもAIに置き換え始められていて、そのひとつがプログラミングであると思うのですが、人間がこういう手順や構造を理解することも大事です。OpenClawのようなツールが発達してパーソナルAIがエージェント化して現実世界にも作用するようになればこんなことをいちいち大事だという必要もなくなるかもしれませんが、AIを魔法として頭を使うのをやめるとすぐにボケてしまいますから私はこういう道具は使い続けたい気持ちです。
この道具と他のOSSや自作ツールを組み合わせることで生まれるシナジーも楽しみの1つです。たとえば、Memosに投稿した断片的なアイディアをn8nを介して自動的にVikunjaのInboxへ振り分けたり、自作したMCP経由でAIエージェントにプロジェクトの進捗を報告させたりといった連携を始めています。こうしたホームラボの運用実績を積み上げていくことが、今の自分には心地よく感じられます。