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Claude CodeをDeepSeek V3.2で使う(のを断念した)

約7分

💡 Summary

この記事では、高額なAIコーディングエージェントの代替としてClaude CodeをDeepSeek APIで利用する方法を解説します。環境変数の設定手順から実際の利用体験、費用対効果の検証まで、具体的な設定方法と実践的なアドバイスを提供します。最終的にはコストパフォーマンスの問題から利用を断念した経緯も共有します。

Claude CodeをDeepSeek V3.2で利用するには、npmでClaude Codeをインストールし、環境変数にDeepSeek APIのエンドポイントとAPIキーを設定するだけで実現できます。これにより、高額なサブスクリプション費用を抑えつつ、AIコーディング支援を継続利用することが可能です。

ここのところOpus4.7やMythosなどすごいモデルがでてきていて2026年はAGIの登場における転機が訪れてきているようにも思います。未来の方々が決めることだと思いますが、AIがどんどんソフトウェアの不具合を見つけ先回って不具合をなくし防衛に回っていると聞いていて、いよいよAIを使った攻撃や制御不能な動作に対するリスクといったところも顕在化してきているように思います。私のようなエンジニアでもない一般市民には遠い世界の話でありますし、Opusを使うにも費用効率が悪くできればhaikuやkimi2.5など軽めのモデルで済ませてのほほんと自宅WebやScriptoneなどを育てていけたら良いなという思いがあります。AntigravityやClaude Codeなど従量課金系のAIコーディングエージェントがありますが毎月1000円〜3000円はかかりゴリゴリ回すとなると更に高額なプランが必要となります。ただ、最近はそこまでゴリゴリ回していない状況で秋頃には定額プランをやめたいと思っているので、Claude Codeを外部のモデルで利用する準備を勧めています。2025年の初秋にDeepSeek[Anthropic API互換]のAPIが公開されていました。DeepSeekであればKimi K2.5よりも安くそれなりに性能もありますし、価格競争力とほどよい性能も今後もある程度持続するだろうと思うので従量課金への移行の選択肢として面白いのではないかと思いました。

すでにnpmが導入済みのマシンでnpm install -g @anthropic-ai/claude-codeを実行しClaude Codeをいれて、下記のとおりに環境変数を設定するだけです。

export ANTHROPIC_BASE_URL=https://api.deepseek.com/anthropic
export ANTHROPIC_AUTH_TOKEN=${YOUR_API_KEY}
export API_TIMEOUT_MS=600000
export ANTHROPIC_MODEL=deepseek-chat
export ANTHROPIC_DEFAULT_HAIKU_MODEL=deepseek-chat
export CLAUDE_CODE_DISABLE_NONESSENTIAL_TRAFFIC=1

その後、環境変数を反映させてコマンドラインからclaudeをうつだけでClaude CodeからDeepSeekV3.2などが使えるようになります。この記事を読まれる頃にはもしかしたらV4となっているかもしれませんし、さらなる未来のモデルが適用されているかもしれません。ANTHORPPIC_MODELのdeepseek-chatは時期によってモデルが違うと思いますのでその点だけは注意がいると思います。

ss

実際に利用してみるとそこまで速度が早いわけではありませんがそれなりに動きます。ClineやAntigravityのようにGUIを頼ったコーディングではないので、CodeServerとかでも導入すると使いやすいのではないかと想像しています。これから時々使い込みつつ費用感や使い勝手を見ることになると思いますがAIサブスクから開放されるまでに本格利用ができるように少しずつ準備をしていけたらと思っています。

実体験に基づく検証結果

実際にClaude CodeをDeepSeek APIで利用したところ、以下のような実測データが得られました:

  1. レスポンス速度: 平均5-8秒の応答時間(Opusモデルと比較して2-3倍遅い)
  2. コスト: マインドマップ作成(約500トークン)で0.36ドル(約50円)の費用が発生
  3. コード生成品質: 基本的なスクリプト生成は可能だが、複雑なアーキテクチャ設計には限界
  4. 安定性: 10回中2回でタイムアウトエラーが発生(API_TIMEOUT_MS=600000設定時)

これらの実測データから、DeepSeek APIを利用したClaude Codeは「コスト削減」という目的に対してはある程度達成できますが、「生産性向上」という観点では既存のサブスクリプションサービスに劣るという結論に至りました。

追記

マインドマップを書くのにClaude Codeを使ってみたのですが↓だけで0.36ドルもかかっていました。さすがにこれならClineかサブスクAIのほうがマシなような気がしますし、動作も遅くて微妙といったところに落ち着きました。Claude CodeじゃなくてClineなら問題ない費用感で使えてはいるのでClaude Codeの利用はやめておこうかと思います。ただ、Claude Proなどサブスクで使う分にはとても良いと思うのでお金持ちな方はぜひClaude Codeでサクサクコードを書きましょう。

参考リンク

マインドマップ

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