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ドル円の動向とオルカン

約6分

💡 Summary

2026年4月末、三村財務官の警告とともにドル円は160.58円から156.36円へ約4円の急落を記録しました。政府・日銀による為替介入が背景にあるとみられます。本記事では、この円高局面がオルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)の積立投資家にとってむしろ買い増しの好機となりうる理由を、円の購買力・実効為替レートの長期トレンド・分散投資の意義から分析しています。短期的な評価額の変動に動揺せず、市場に居続けることの重要性を述べています。

ドル円が160円台から急落、為替介入の影響とは

ドル円が160.58円から156.36円ほどまで一気に円高が進みました。日経新聞によると政府・日銀による円買い介入があったようです。動いた金額としては4円ほどなのでこれだけ見ると大きく動いてはいるけれども、下記の通りに「最後の待避勧告」だとすれば発言の割にはいま時点では大きい動きではないように感じています。

外為特会も無限ではないので打ち放題ではないですが、政府も投資家それはわかっているでしょう。なるべく介入に実弾をたくさん使わずに円高への誘導はある程度大きくできると嬉しいというのもあると思うので、まず態度を示すものとして少しだけ介入をしたという認識ではいます。2026年に161円ほどに達したときには2ヶ月かけて140円まで戻したパターンもあるのでいま時点で特別になにかする必要性はないように感じています。

円高でオルカンの基準価格が下がっても慌てない理由

為替介入などに伴って円高が進むとオルカンの基準価格は下がります。評価額が下がって含み損となるかもしれませんが、(1)円の価値が上昇していること、(2)オルカン自体の価値が下がっていないことの2点があるので為替による評価額の減少はあまり気にならないと思います。むしろ円高で基準価格が下がるけれどもオルカン(ACWI)自体の価値が上がっているということであれば強い円を使って安く買えるわけなのでチャンスになります。なので仮に150円をうわまるような円高があれば少し買い増しをして140円近くまで円高が進んだら全力でないにしても買い増しをすると思います。

長期的な円安トレンドと分散投資の意義

基本的に円安へと進む構造というのは根本的に変わっていないように思われ、円の実効為替レートも2010年頃から右下がりです。なので円高が進んだとしてもトレンドが変わる材料があるかというと悩ましく長期で円安継続の考えにかわりはありません。賃上げはされているけれども可処分所得が増えているわけでもなくインフレが進む状態でもあるので、円だけを現金で持つと購買力の減少に抗うのは難しいと思います。アメリカだけに頼ってもアメリカが倒れては困る場面も出てきます(アメリカが倒れたら世界経済も引きづられるとは思いますが)。アメリカ以外にもEUや中東、中国や韓国・成長が著しい東南アジアやインド、南米など様々な国があります。派手さはないですが世界中の会社・貨幣に分散できるオルカンは楽にお金を長期運用できるものだと思っています。

大型連休中の投資方針

大型連休に入るので一旦円高が進んだ状態の基準価格で数値の上での資産価値が減少すると思います。それでも以上のことから慌てる場面ではないので変わらず淡々とやっていきたいです。ただ、円高の影響を受けたら2026年の目標達成が少し遅れるかもしれません。元々は年末に達成できたら良いもので8月に前倒しでも相当早いと思っていたので、5月・6月の達成ができずともよくできていると感じています。なので、市場に居続けることを大事にして変わらずやっていきます。

マインドマップ

参考リンク

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