人間関係における1:2:7の法則
2026年5月5日
💡 Summary
この記事では、対人関係のストレスを軽減する「1:2:7の法則」の活用法を考察します。10人中1人は必ず自分を嫌い、2人は好意を持ち、残りの7人は中立であるという比喩を用い、少数の否定的な意見にリソースを割くことの非効率性を指摘。自身の体験を交え、中立層や好意的な層を重視する姿勢が心の平和につながることを説いています。
アドラー心理学やユダヤの教え(や樺沢紫苑の発信など)の中に対人関係の経験則・比喩として1:2:7の法則と呼べるようなものがあります。
1:2:7の法則とは何か?
1:2:7の法則とは、集団において「1人は自分を嫌い、2人は自分を好きで、残り7人はどちらでもない」という人間関係の比率を示す経験則です。否定的な1割に囚われず、好意的な2割と中立な7割を大切にすることが精神衛生上重要です。
10人いるときにうち2人が好ましい人、1人が必ず嫌ってくる人、残りは無関心な人という例え話がある。1人の嫌ってくる人に執着するのは自分だったら大変だと感じるしもしかすると優先順位はそこじゃないかもしれない💭
— K (@rmc_km) May 5, 2026
引用したポストの通り10人のうち2人が好ましい人、1人が絶対嫌ってくる人、残りが無関心な人というものです。腸内細菌でも善玉菌:悪玉菌:日和見菌=2:1:7といった割合で説明されて、日和見菌が悪玉と善玉のうち優勢な方に付くというような話もあります1。音響の事業をやっていた頃の知人のFFさんが人間関係で悩んでいたようで急に思い出したことがこの法則でした。私も趣味が色々あるのでゆるやかな人間関係はありますが、色々な人・考えがあるので狭くじんまりとした人間関係の中でも私を嫌うような人もいただろうと思います。それでも、好き好んで遊びや作業にお付き合いいただく方のほうが確実に多く、無関心な層もいるけれども敵対的ではないので感覚としては大雑把にあっているような気はします。
知人のFFさんは1人の好ましくない人が延々と長期に渡って悪口やない噂を流されるなどして悩まされている様子でした。人はいいことよりも悪い事のほうが目につきやすく、投資でも利益よりも損失のほうが倍以上に強く刺さるものがあると言われているので、悪く言われること気を取られてしまうのは自然なのだろうと思います。そのFFさんに限って言えば周囲からは強く非難されている様子もなく、中立の立場だけどそのFFさん寄りで、FFさんが悪く感じている人のほう自制を求められている状況でした。
私は当事者ではないですし当事者になりたいわけでもないですが、傍からみているとその望ましくない1人に執着して火に油を注ぎ、長期に渡る紛争に残りの7人があまり望ましいものではない事象として見ているように思いました。言説や事実からすると2人の理解者はいるし7人の中立の人も敵対しているわけではないので、1人に執着して紛争を続けるというのも誰も得がないように思えて大変そうだとなるわけです。私も音響や音ゲーの界隈でとくに有名でもないのに一方的な嫌がらせや嫉妬のようなものを受けることもありましたが、一線を超えない限りはとくに反撃も相手もせず2人と7人を大切にする姿勢を通しました。多くの場合には、相手にされないことで相手の熱量が下がって気づいたら退場する・稀にエスカレートして一線を超えたタイミングでオフィシャルな方法で対応するなど淡々としていました。2人は1人の行動に対して怒ってくれたりもしますが、人々の多くは案外無関心なので自分に取っては何かがあっても普通にしています。なので、身近な人を大事にしていれば個人の小さい人間関係レベルでは大事になることはほぼありません。
そう考えると1人の必ず嫌ってくる人に時間を過剰に割くというのも非常にもったいないことであり、無理に合わない人とぶつからず距離をとり、合う人同士で楽しく過ごせるのが幸せなのかなと思います。ときには集団間の紛争もあり、集団となると極端な思考をしてまた面倒事になることもあるので、基本的には私には仲のいい人がいたり肩を入れるような集団があったりしません。色々な界隈やグループを放浪しています。人によってはこれが寂しい態度・人のように見えることもあるのですが、争いも多く不健康な身体をしている私にとってはこれが穏やかでいいなと思っています。今後も反りの合う人がいれば合わない人もいると思いますがほそぼそと平和に過ごしたいと思いました。1:2:7の法則は時々2:2:6で語られることがあり望ましくない人が2人になり、中立が6人となる場合もあります。それでも望ましい人が2人と中立が6人で合計8人もいるので大切にすべきは明確でしょう。
といいつつ、連休はとくに誰かと会うこともないので1:2:7の法則を気にせず自分なりにのんびり過ごすと思います。この調子で残りも穏やかに過ごしてまた仕事に戻りたいです。
参考リンク
マインドマップ
Footnotes
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日和見菌については諸説があり、最近ではそう簡単に比率だけで味方するという話ではないことがわかってきているようではあります。ただ、モノのたとえとしては面白いので載せました。 ↩