SpaceXのIPO
2026年6月13日
💡 Summary
SpaceXのIPO公募(公募価格135ドル)に落選したため、投資用に用意した米ドル資金はドル建てMMFに回して年利3.5%で運用します。SpaceXはロケットの垂直着陸・再利用技術によって高いコスト競争力を誇り、Starlinkによる安定したキャッシュフローがあります。現在はAI事業への投資で赤字ですが、宇宙空間でのAIデータセンター構想(太陽光電力の獲得、真空での冷却不要など)に強みがあります。株価上昇後の売り出しや市場の調整を待ち、130ドル前後を目安に買い入れの機会を模索します。
SpaceXのIPO結果と今後の展望
SpaceXのIPO(新規公開株)は落選したものの、待機資金はドル建てMMFで手堅く運用中。同社は垂直着陸ロケットによる圧倒的なコスト優位性と宇宙でのAIデータセンター構想を持ち、長期的な成長が期待されるため、今後 130 ドル前後を目安に買付機会を伺います。
残念ながら落選でした。135ドルで公募が出ており、米ドルで待機資金を作って20株申し込んでいましたが、1株も当たりませんでした。公募段階でも需要が非常に大きく、株価の高さが指摘されつつも、やはり市場の人気は圧倒的です。
SpaceXの強みは、垂直着陸と再利用が可能なロケットによる、従来とは次元の違う発射頻度と圧倒的な低コスト化にあります。着陸後に数週間で整備し、同じ機体を30回以上も再利用するサイクルを確立しているため、Starlinkの展開はもちろん、今後のAI計算資源や電力の獲得とも非常に相性が良いプラットフォームになっています。株価は決して安くないものの、長期的な巨大トレンドを牽引する銘柄であることは間違いありません。
もし当選していれば、需給の過熱を見て当日中に利益確定するシナリオも考えていましたが、IPOはなかなか当たらないものですからこんなものだなと受け止めています。今回、SpaceX用に準備した米ドルはドル建てMMFに回し、年利3.5%(税引き前)で運用しながら投資の待機資金としました。もともと余剰の日本円をそのまま寝かせておくつもりはなかったので、ほぼ現金に近い流動性を保ちながら利回りを得つつ、外貨資産へ分散できたことはよかったです。
ただ、株価の上昇など条件付きでたくさん株を持っている方々の売却の権利がでますし、AIバブルだとすれば下落のタイミングもあります。以前に取り上げたオリンビールは初値で2000円を超える価格となりましたが今となっては1190円まで下がってきています。まだ私の中では買いの価格ではないので結局まだ手を出せていませんが、同じようにSpaceXにもチャンスがあるだろうと思っています。スケールの大きさやイーロン・マスク氏が率いるテスラの株価がわずか数年で30倍ほど株価が膨れ上がったことを考慮しても機会はあると思っています。SpaceXはStarlinkで安定したキャッシュがありましたがAI周りで赤字を垂れ流しています。このAIでの収益化が成功する時が来るとテスラと同じように飛躍すると思います。宇宙でAI基盤を作ることには(1)宇宙から直接電力を得られる、(2)データセンターのような場所などの制約がない、(3)地上のような大量の水や空冷設備が不要になり、ラジエーターによる宇宙空間への熱放射で完結できるメリットがあります。SpaceXは民製品を流用・改良しながらロケットを安価に作り飛ばしたノウハウがあるので時間をかけてでも実現するんじゃないかと思えるような筋の良さがあります。都合よくチャンスを掴めるかはわからないですが、130ドル前後を1つ目安にしつつSpaceX株の買い入れの機会を待ちたいと思います。