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オルカンはオワコン(という夢を見た)

約5分

💡 Summary

夢の中で公認会計士の友人に「オルカンはオワコン」と言われたことをきっかけに、全世界株式(オルカン)への投資意義を再定義しました。オルカンは世界中の約2500社に分散投資し、市場の代謝に合わせて自動でポートフォリオを調整する再現性の高い仕組みです。個別株のような爆発的な利益は期待しにくいものの、時間効率よりも着実な複利効果とリスク許容度を重視する初心者にとって、長期的な資産形成のコアとして依然として強力な選択肢であることを確信しました。

高校時代の友人に公認会計士になり監査法人に勤めている方がいます。ドライで毒のある人物でありましたが密かに情熱を持っていて高校時代からITを除くビジネス系科目の習得に影で取り組んでいたようにも思います。大学院を経て公認会計士になった彼ですが、社会人になってからは1度会っただけでその後は疎遠となっています。とくに5月から6月頃は決算の関係で激務でしょうから今頃血反吐を吐くような時期です。そんな忙しく知識がある彼が夢の中に出演してくれたと思ったら「オルカンはオワコン」とか「やめておけ」と書かれたメモを夢の中で渡してくれたわけです。主語が非常に大きいし世界中の会社に分散投資しているのでオワコンになられたら困るのですが、一方でRSUが急騰をし始めるなど集中投資の良さも感じる場面もあったのでその中でこのような夢が出てきたのかもしれません。

オルカンは本当にオワコンなのか?

オルカン(全世界株式)は分散投資により再現性の高い資産形成を目指す投資信託であり、特定の銘柄や国に依存せず、市場全体の成長を長期的に享受できるため「オワコン」ではありません。

夢を見た私としては会計士の彼にしては随分と雑で軽率なメモを渡してきたなと思いつつ考えを整理していました。オルカンは世界中の2500社程度に分散投資して時価総額ベースでは世界市場の時価総額の85%を締めていると言われています。組み入れの国の比率ではアメリカが6割超で大部分を占めていますが世界経済の状況を示しているとも言えます。アメリカ以外の先進国や新興国などが成長すればその国の比率は増えますし、アメリカがさらなる成長をすれば比率が7割になるかもしれません。今はアメリカが強いのでS&P500でもよいのではないかとなる方もいますが、アメリカ以外が伸びたら自動でそちらのウェイトが増えますし、世界中の国々や貨幣へと分散もできるので性質や可能性の観点ではS&P500とは違います。また、S&P500よりも国や銘柄の分散が効いているので基本的に値動きがマイルドで、個別の伸びるような株に集中投資したり、10倍株を狙ったりするような方にとっては時間効率があまり良くなくつまらない商品であると思います。仮にK字型経済でAIが伸びて、大半が締め出されるとなるとオルカンもたくさん分散投資しているので敗者がどんどん脱落して相対的にオワコンとなり得ることはあるかもしれません。ただ、それでも下落局面は買いでオルカンの代謝によって伸びる銘柄へと組み換えもあるので、私のような投資のセンスのない初心者でも小さな幸運を掴みつつ、お金を役立ててもらうのにもちょうどよいのではないかと夢を通じて思ったことです。

投資の再現性と長期の複利

個別株も決算書の読み方などファンダメンタルズをメインに勉強をしていますが、指標や個別の事業の理解など手間がかかるのも確かですし、資金が小さいうちは大きな値動きというのも大変なものでオルカンのようなコアの厚みが大事だと私は感じます。要はリスク許容度は高いわけではないということです。もちろん長期投資であればリーマンショックのようなものもありえるでしょうからそれは例外になると思っていますが、気楽に投資をして緩やかにリターンを得たいというところはかわりがありません。そこに時間効率とかは重視しておらず、再現性と長期の複利が大事だと思うので、いくら公認会計士の彼がオワコンと言っても数年で10倍上昇といったことがなくても、12年で2倍になるような運用をより高い確率で目指せるほうが私には価値があると感じています。なので、夢の中の公認会計士の彼に取ってオルカンがオワコンであっても私はオルカンへの積立投資をコツコツと続けるだろうと改めて思いました。

マインドマップ

追記

家計簿アプリでMoneyFoward Meを資産形成アドバンスコースからスタンダードコースへダウングレードしました。配当金管理アプリでだいたい同じようなことができる上に、無料で増配・減配も確認できます。また、オルカンが主要な投資先で配当金の重要性が低いのでスタンダードでいいと思います。とはいえ配当金も再投資以前にアプリのサブスク費用を賄ったり、配当金でちょっとしたものを買ったりなどの目的もあるので売却することもなく大事に持ち続けたいと思っています。

参考リンク

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